紙媒体掲載

「やってる」感だけの空手形

…っていうタイトルのエッセイを「日本とコリア」第252号(2021年10月1日号、日本コリア協会・福岡発行)に掲載していただきました(「これでいいのかニッポン!」というコーナーです)。 日本政府は2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロを打ち出しています…

「福岡民報」2021年7月号に「マンガから見えるジェンダー」3回目

「福岡民報」2021年7月号に「マンガから見えるジェンダー」という連載で、よしながふみ『きのう何食べた?』と『1限めはやる気の民法』を取り上げた。 同性愛が日常にドラマで描かれるようになったことと、同性愛を「気持ち悪い」とする感情をどう評価するか…

山本直樹『田舎』

「福岡民報」2021年6月号(No.1711)に「マンガから見えるジェンダー」という3回連載の第2回目が載った。山本直樹『田舎』を入り口にしながらエロマンガについて書いている。エロマンガというポルノが問題だと思う人はなぜそれが問題なのか答えられる(言語…

週刊現代2021年4月3日号に町内会問題のコメント掲載

「週刊現代」2021年4月3日号に町内会問題についてのぼくのコメントが掲載されました。 週刊現代 2021年4月3日号 [雑誌] 「60歳すぎたら、70歳すぎたら『人づきあい』を整理する」という特集の中で、ぼくが町内会で人間関係のトラブルに巻き込まれた経…

「福岡民報」で「マンガから見えるジェンダー」を連載

「福岡民報」2021年5月号(No.1710)に「マンガから見えるジェンダー」という(たしか)3回連載の第1回目が載りました。 「福岡民報」って福岡県で最も配布されている媒体=号外チラシと思われているかもしれませんが(笑)、ちゃんと定期刊行されているん…

「鬼滅の刃」についてインタビューを受けました

「しんぶん赤旗」日曜版2021年1月17日号の「『鬼滅』旋風どう見る」という『鬼滅の刃』特集でコメントしました。インタビューをまとめてもらったものです。 鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:吾峠呼世晴 発売日: 2016/06/17 メディア: Kindle版 …

「ぼくは娘の保護者になれない」

「ぼくは娘の保護者になれない」というエッセイを日本コリア協会・福岡の「日本とコリア」誌第243号(2021年1月1日号)に寄稿しました。「これでいいのかニッポン!」というリレー連載のコーナーです。 夫婦同姓の強制によって、事実婚ではどのような不利が…

『このマンガがすごい! 2021』のアンケートに答えました

『このマンガがすごい! 2021』のアンケートに答え、同誌にぼくの回答が掲載されています。 あと、中でいくつかコメントを採用していただきました。 今年はぼくが5番目にいいなと思っていたマンガ作品が、オンナ編の1位に入りました。 毎年感じて、そして…

「文化はぜいたく品」という気持ち

日本コリア協会・福岡の「日本とコリア」240号(10月1日号)に、「これでいいのかニッポン!」というコーナーがあり、「『文化はぜいたく品』という気持ち」という一文を寄稿しました。まあ、エッセイです。 コロナで文化芸術に支援することは「ぜいたく」…

「しんぶん赤旗」日曜版で「未来少年コナン」について書きました

「しんぶん赤旗」日曜版(8月9・16日合併号)で「未来少年コナン」デジタルリマスター版について1000字ほどで書いています。 1000字、というのは一定分量を与えられていることになりますが、このアニメについて、あるいは宮崎駿について新しいことを述べつつ…

「星灯」8号に「『健全なセックスワーク』はあり得るのか」を寄稿しました

同人文芸誌「星灯」8号(2020.6)に「『健全なセックスワーク』はあり得るのか」を寄稿しました。 章タイトルは以下の通りです。 性風俗業者を救うべきか? 問題の整理パターン 中小企業の「搾取」にたとえてみる 搾取・性的搾取は犯罪か 『蟹工船』と明る…

『映像研には手を出すな!』について「EX大衆」で書きました

雑誌「EX大衆」2020年5月号で『映像研には手を出すな!』について「本作が『部活モノ、女子高生モノ』である必然」について書いています。 この号で『映像研には手を出すな!』について「本作が『部活モノ、女子高生モノ』である必然」について書いています…

週刊ポスト3月6日号で町内会の辞め方についてコメント

週刊ポスト3月6日号「家族、友人、社会との『縁』の切り方」の「PART3『町内会』『檀家』『社友会』憂鬱だったら辞められる」で町内会の辞め方についてコメントした。 週刊ポスト 2020年 2月28日・3月6日号 [雑誌] 作者: 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2…

『このマンガがすごい! 2020』に「オンナ編」のアンケート選者として参加

『このマンガがすごい! 2020』(宝島社)に「オンナ編」のアンケート選者として参加しています。 ebookjapan.yahoo.co.jp konomanga.jp ぼくとしては、自分の選んだものがオンナ編の3位にランクインしたのと、特別に選んだオトコ編の作品が、7位で入って…

有間しのぶ『その女、ジルバ』

「しんぶん赤旗」日曜版2019年7月28日号で今年連載している、もしくは刊行が完結した「戦争マンガ」を書評した。 以下の4作。 有間しのぶ『その女、ジルバ』 山田参助『あれよ星屑』 伊図透『銃座のウルナ』 小梅けいと『戦争は女の顔をしていない』(スヴ…

学研の模擬試験に拙著が

拙著『“町内会"は義務ですか? —コミュニティーと自由の実践 』(小学館新書)の一部が学研の模擬試験(地域の小論文)に使用されました。 「次の文章を読み、地域のコミュニティー意識を持つために必要なことについて、あなたの意見を書きなさい」的な設問で…

西日本新聞の「随筆喫茶」にエッセイが載りました

2019年1月13日付の西日本新聞の「随筆喫茶」というコーナーに「幻の生物」と題してぼくのエッセイが載りました。 カブトエビについて書いています。 そこで紹介しなかったカブトエビの生存戦略の一つは、干上がってしまう水たまりこそがカブトエビの生息場所…

山本直樹『分校の人たち』 「ユリイカ」での『レッド』論にも触れて

「ユリイカ」2018年9月臨時増刊号「総特集=山本直樹」で「猟奇からエロを経て人間的なものへ――『レッド』小論」を書いた。 連合赤軍事件は、事件そのものとしてサブカル的な「面白さ」を持っている。 だから『レッド』論ではなく連合赤軍事件論になってしま…

『はだしのゲン』は核均衡論の味方か

マンガ評論家である呉智英氏が「週刊ポスト」(2018年8月14・27日号)のインタビューでぼくの近著『マンガの「超」リアリズム』(花伝社)にふれ、ぼくについて言及してくれています。 ……実は核アレルギーに代表される感情的反核論の世界的広がりこそが核均…

不倫マンガあと5つ紹介

「週刊プレイボーイ」(2018年6月18日号)で「不倫マンガ」を紹介したことは、Twitterでお知らせしたけど、そのときに他に5つほど作品を紹介したんだが、のらなかった。つうか、他の人とカブった(そして編集部の「不倫」の定義にも合わないものがあった)…

宇野常寛『リトル・ピープルの時代』

宇野常寛『リトル・ピープルの時代』を読み返す機会があった。 宇野は『ゼロ年代の想像力』でもそうだったけど、「大きな物語」が失効した、というストーリーにこだわるので、村上春樹が「壁と卵」の例えを持ち出して悪と正義に世界を截然と分けるようなやり…

大分大学経済論集で研究対象にされたぼくの2著

「しんぶん赤旗」(2018年1月16日付)を読んでいたとき、由比ヶ浜直子*1の次の文章が目に止まった。 発信されたものの多くがその場限りで流れ去っていくなか、時として何度も味わったり、眺めたり、手触りを確かめずにはいられない文章に出会うことがありま…

「EX大衆」で『電影少女』論――『エロマンガ表現史』にもふれて

双葉社から出ている雑誌「EX大衆」の2018年1月15日号に、桂正和『電影少女』について書きました。 一つはグラフィックの点から。 もともと編集の方からは、少女論としてのご依頼があったんですが、桂の場合はどうしても絵柄から魅力に迫るという点が外せな…

『このマンガがすごい! 2018』『サトコとナダ』

『このマンガがすごい! 2018』(宝島社)が届いた。 今回もアンケートに協力した。 150ページにぼくの回答が掲載されている(あと45ページの一部)。 『このマンガがすごい! 2018』を読んで初めて知るマンガもあった。ユペチカ『サトコとナダ』(星海社、…

『君たちはどう生きるか』

民主青年新聞(2017年 11月 20日付)に吉野源三郎『君たちはどう生きるか』のマンガ版(マンガ:羽賀翔一)についてのコメントを寄せました。 戦前(1937年)に子どもに向けて書かれた本で、「コペル君」というあだ名の主人公が叔父さんとノートを使って交流…

「ちゃお」的なものと戦う 「ユリイカ」東村アキコ特集

「少女マンガ的つまらなさ」との対決としての東村作品 「ユリイカ 詩と批評」2017年3月の臨時増刊号の東村アキコ特集に「『雪花の虎』のカッコよさはどうやって成り立っているのか」という一文を寄せました。 『雪花の虎』を「宝塚」と関連して論じるのは同…

『この世界の片隅に』の原作とアニメの距離――もしくは戦争についての創作はどう描くのが「成功」なのか

書いていたら長くなった。 先に要旨をまとめておく。 マンガ『この世界の片隅に』は前半が戦前・戦時の日常の描写、後半が主人公の心象であり「記憶」と「想像力」をめぐる物語である。他方、アニメ「この世界の片隅に」は、戦前・戦時の日常をそのまま再現…

「ユリイカ 詩と批評」の「特集・こうの史代」に書きました

「ユリイカ 詩と批評」(2016年11月号)の「特集・こうの史代」に「『この世界の片隅に』は「反戦マンガ」か」という一文を書きました。今日、出版社から届いていました(ありがとうございます)。 ぼくにとってスリリングな1冊です。 なぜスリリングかとい…

町内会の会長が引き継がれた

実践倫理宏正会の会報『倫風』には「世相診断 社会を見る眼」というコーナーがあり、2016年4月号で、ぼくは「町内会のジレンマ──“入って安心”“役員・付き合いが面倒”の狭間で」と題する談話を載せた。 実践倫理宏正会は「朝起会」で有名な団体である。 『倫…

古屋兎丸『インノサン少年十字軍』

「ユリイカ 詩と批評」2016年3月号の古屋兎丸特集で、「『政治的なもの』を浮かび上がらせる 『帝一の國』をめぐる小考」という一文を寄稿させていただいた。古屋の『帝一の國』では、虚構と現実がどうせめぎあい、どのようにして「政治的なもの」が浮かび…