同人誌「星灯」No.9(2022年4月号)で「ドリン・ドリン!」という小説を書きました。
えっ、紙屋が小説とかwww
って呵々大笑の貴兄。
そうじゃないんです。いや、小説なんですけど…。
左翼組織の今後のあり方、もっと言えば「ビジネスモデル」「マネタイズ」とか考えていたら、キャラクーが出てきてなんか考えたり、つぶやいたりした方がやりやすいな、と思ったのでそうなったまでなんです。
まさに「思想の道具としての小説」です。
カテゴリーが、ヒトの着ぐるみ着ているような、そういうやつです。
日刊紙って紙でなく完全電子にして大幅値下げしたらどうか。
とか。
地区組織を大幅に縮小してリモート活用したらどうか。
とか。
地区の人員・不動産を全部都道府県に集めたらどうか。
とか。
そんなことを実験的に考えたものです。
あるレベルの収入を維持するためにヒトやモノの資源を莫大に投入しているわけですが、コストそのものを縮小して、もっと小さな財政規模で回すことも、「プランB」として考えてみてはどうか。
あるレベルの収入維持が活動の中心になってしまうと、活動の魅力や面白さが失われてしまうと思うのです。
その面白さを「ドリン・ドリン!」という言葉に託しました。
そして、昔の活動家の記録(遺稿)をたまたま読む機会があって、そこにある全体性や、生き生きとした様子などに思いをいたして、この一文を書いたのです。
題名は、愛読書はメカ沢新一先生 私もチベット修行につれてっての中沢新一先生の『はじまりのレーニン』で紹介されたトロツキーによるレーニン評の一節に由来しています。
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完売いたしました。ありがとうございます。