お知らせ

民医連新聞で『MASTERキートン』の書評を書きました

民医連新聞の2011年7月4日付に「マンガ評論家紙屋さんの『この一冊を読んでみた』」第4回に浦沢直樹(作画)・勝鹿北星(原案)『MASTERキートン』の書評を書きました。 このコーナーは、「新旧」の漫画を紹介していいことになっているので、『MASTERキー…

「週刊プレイボーイ」で漫画評を連載します

集英社「週刊プレイボーイ」で漫画評を連載します。「この漫画がパネェ!!」というコーナーです。ブログ「たまごまごごはん」の方と交代で書くので、隔週(月2回程度)ということになります。 最初のが掲載されるのは2011年7月4日号ですので、もう発売さ…

「週刊アスキー」で「私のハマった3冊」を書きました

「週刊アスキー」2011年6月21日号で「私のハマった3冊」を書きました。Webの「週アスPLUS」にも載ってますのでご笑覧ください。 http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/045/45373/ 震災・原発事故を経た後で、ディストピア、絶望郷、パニック、大災害の漫画…

民医連新聞でマンガ評書きました

連載の3回目です。 ねむようこ『午前3時の無法地帯』『午前3時の危険地帯』について書きました。 医療労働者って「人の役に立ってる」という気持ちから、自己実現系のワーカホリックに陥りやすいと聞いています(人員不足が根本にあるとしてですが)。 「…

新連載始まりました 民医連新聞

「民医連」という医療機関の連合体の機関紙「民医連新聞」で連載させてもらうことになりました。「マンガ評論家 紙屋さんの『この一冊を読んでみた』」です。 民医連というのはだな、「全日本民主医療機関連合会」の略称だ。 戦後、医療に恵まれない人々の要…

俺が「痛いニュース」に晒されてる件

「サイゾー」の「マンガ最大のタブー『ワンピース』──誰も語らないヒットの真相」という特集記事でコメントしました。 http://www.cyzo.com/2011/03/post_6804.html 「え、前にも『サイゾー』でそんなお題で載ってなかったっけ?」というお前。そんなに俺の…

「週刊アスキー」で「私のハマった3冊」を書きました

「週刊アスキー」823号(3/1発売)に「私のハマった3冊」を書きました。「異文化観察」のすぐれた3冊のマンガを紹介しました。 「週刊アスキー」のウェブ版のほうで公開されるようになりましたので、下記URLでお読みいただくことができます。http://weekly…

「ザ・スニーカー」に『百日紅』のレビューを書きました

ライトノベル誌「ザ・スニーカー」2011年4月号に杉浦日向子の『百日紅』のレビューを書きました。 すでに報道されているのでご存知とは思いますが、「ザ・スニーカー」が休刊となります。というわけで、ぼくの連載も最後となります。 最後なので、「新作」…

ガジェット通信に寄稿しました

安藤健二『パチンコがアニメだらけになった理由(わけ)』の書評をガジェット通信に寄稿しました。http://getnews.jp/archives/94882 1年前にブログに移転してからSMB数が一番多い記事となりました。「炎上」した『ONE PIECE』評の記事を抜き去りました。 …

「マルクスブーム」が生んだもの、生んでないもの

掲題の文章を、雑誌「季論21」(2011年冬号)に書きました。http://www.kiron21.org/ http://www.kiron21.org/10gou%20mokuji.pdf 以前書いた「マルクスブームは来ているか?」をタネにしつつも、http://bisista.blogto.jp/archives/1214685.html http://www…

「ザ・スニーカー」に『男子高校生の日常』の書評を書きました

「ザ・スニーカー」2011年2月号の「コミック前のめり!」に山内泰延『男子高校生の日常』(スクウェア・エニックス)の書評を書きました。 ギャグを解説する、というのはいつやっても難しいものです。 このマンガは土手でメルヘンな女の子と、凝りに凝った…

『このマンガがすごい! 2011』のアンケート選者をつとめました

『このマンガがすごい! 2011』のオンナ編のアンケート選者をつとめさせていただきました。 すでにこのランキングのネタバレはいろんなところでされちゃってるけど、一応まあ、かかわらせてもらった信義上、伏せておきます。漫棚通信ブログ版で言われている…

「週刊アスキー」で「私のハマった3冊」を書きました

「週刊アスキー」2010年12月14日号に「私のハマった3冊」を書きました。今回は恋愛や心理を対象化して、まるで客観物のように冷静に観察する3冊を選びました。 ぼくが選んだのが同誌の別のページでも別のライターさんが紹介していて、「アスキーはどんだけ…

「スニーカー」で『地球の放課後』を書評

「ザ・スニーカー」2010年12月号の書評連載「コミック前のめり!」で吉富昭仁『地球の放課後』について書きました。同誌をただちに買って読み、そしてぼくにではなく編集部に「すごく面白い書評だった」「天才ではないか?」という手紙&メールを送って下さ…

「サイゾー」で『ONE PIECE』についてコメントしました

雑誌「サイゾー」2010年11月号の特集「『ONE PIECE』大ヒットで本当に“儲けた”のは誰だ!?」の中にある「『ONE PIECE』への批判が表に出てこない理由って?」というコラムでコメントしました。コラム全体は編集部が書き、ぼくはそのなかでくだんの「炎上」に…

「週刊アスキー」に「私のハマった3冊」を書きました

「週刊アスキー」の2010年9月21日号(No.799)に「私のハマった3冊」を書きました。 小賢しい知恵が炸裂する歴史漫画、ということで選びました。

「ザ・スニーカー」、ガジェット通信に拙文が載ってます

角川書店のライトノベル誌「ザ・スニーカー」に「コミック前のめり!」という連載を持っておりますが、最新号(2010年10月号)に柳原望『高杉さん家のおべんとう』の書評を書きました。 また、ガジェット通信に「子供をしかる若い母親に『お母さん、それは無…

ドラえもんの革命、マルクスの革命

以前、ソフトバンククリエイティブのメールマガジン「ビジネススタンダードニュース」(ビジスタニュース)に書いた「ドラえもんの革命、マルクスの革命」が同編集部のアーカイブ用ブログにアップされました。 http://bisista.blogto.jp/archives/1329252.ht…

「週刊アスキー」と「ザ・スニーカー」にマンガ評を書きました

「週刊アスキー」の2010年7月6日号でマンガ評を書きました。「私のハマった3冊」のコーナーで、不倫マンガ3点を紹介しました。そこにも書いたんですが、一夫一婦制家族のもとで、夫婦にだけセックスが許され、そこに性的感情を維持し続ける、というモラ…

「ビジスタニュース」のブログに前に書いた「マンガから聞こえるナショナリズム」がアップされました

こちらです。『ぼくらの』を通じてナショナリズムを考えるという作業をやっています。『ぼくらの』は大変嫌いなマンガだったのですが(「嫌い」なだけで「ダメ」なマンガとは言ってません)、なぜ嫌いなのかをあれこれ考えてみて、書いたものです。

「オルタ」10年3-4月号に書きました

大企業の内部留保を活用する問題について、「オルタ」誌2010年3-4月号に書きました。共産党の志位和夫の申し入れに対して、鳩山首相が「内部留保への課税も検討したい」と応じたことについて書いています。内部留保を活用する方法についてあれこれ書いている…

「ザ・スニーカー」10年6月号に志村貴子『放浪息子』のレビューを載せました

「ザ・スニーカー」(角川書店)に「コミック前のめり!」というマンガレビューを連載していますが、今回、志村貴子の『放浪息子』について書きました。 人にマンガをすすめるときは、その人の趣味嗜好に合わせて紹介するわけですが、何の前提もなく、「お前…

『このマンガがすごい! 2010』のアンケートに答えました

今年もやってきましたこの季節。今回も『このマンガがすごい!』のアンケート回答を務めさせていただきました。 このマンガがすごい! 2010 作者:このマンガがすごい!編集部 宝島社 Amazon 今回はかなり満足です。 ランキングに満足というより、自分のした回…

『理論劇画 マルクス資本論』を出します

以前紹介したことのある門井文雄氏が漫画を手がけた『劇画カルチュア 資本論』が「復刊」します(後述しますが、厳密にいいますと「復刊」ではありません)。今度はかもがわ出版からです。 4月中旬に刊行の予定です。 理論劇画 マルクス資本論 作者:門井 文…

紙媒体・メディアでのぼくのお仕事

2011年以降の紙媒体・メディアなどでのぼくの仕事ぶりについては下記の通りです(2010年以前はこのページの最下段へ)。なお、連絡をとりたい、という方は、cbl03270(at)pop06.odn.ne.jp ※(at)を@に直して、メールをください(たま〜に気づかないことがあり…

『マンガ「名ゼリフ」大全』でコメントしました

タイトルのとおりの本だ。「本書に収録したマンガのセリフは、一般アンケート500人と著名人アンケート32人をもとにして選出されています」だそうである。「コメンテーター」の32人にはなぜか「芸人」「格闘家」「グラビアアイドル」などばかりで、ぼくの「マ…

『このマンガを読め! 2006』

漫画のムックにたいする注文の原点 いまから10年ほど前。 ぼくがまだいまのような、ウェブで感想を書きなぐるというヤクザなことをしていなかったとき。漫画のランキングや年鑑を読むとその「専門家臭」に不満があったものである。 市井の実感とかけ離れたラ…