「週刊アスキー」823号(3/1発売)に「私のハマった3冊」を書きました。「異文化観察」のすぐれた3冊のマンガを紹介しました。
「週刊アスキー」のウェブ版のほうで公開されるようになりましたので、下記URLでお読みいただくことができます。
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/036/36113/
自分でもまだよく解明できていないのは、かわかみじゅんこ『パリパリ伝説』の面白さなんですよね。うちのつれあいが今ハマっていて、「おもしろいわー。なんでこんなに面白いの!?」とつぶやいています。
記事にはその字数のなかで今のところ思う点を書いたのですが、もっと究明したいと思っています。
もしこれがパリでなく、ただの「育児エッセイコミック」だったらどうなのか。逆に「育児」という要素がなかったらどうなのか。
今のところ、(1)記事で書いたように「オチ」のつけ方がうまい(2)活字ではない「手書き」の欄外セリフが読み手の本音をさりげなくくすぐる(3)主人公と「赤子」の造形が過剰さを排除しているために、表現に抑制が効き、それが逆にリアルさを生み出している、というあたりなんですが。
『パリパリ伝説』を読んでいる人で、「こうじゃないかな」という思うところがあったら、メールでもコメント欄でもトラバでもいいので教えてください。