「ザ・スニーカー」10年6月号に志村貴子『放浪息子』のレビューを載せました

 「ザ・スニーカー」(角川書店)に「コミック前のめり!」というマンガレビューを連載していますが、今回、志村貴子の『放浪息子』について書きました。
 人にマンガをすすめるときは、その人の趣味嗜好に合わせて紹介するわけですが、何の前提もなく、「お前が好きなマンガはどれか」と聞かれたら、ぼくは現時点でやはり志村貴子のこの作品を挙げます。トランスジェンダーについて描かれた作品なのですが、ぼくにとってはあまりそうではありません。(ヘテロセクシュアルであるぼくにとって)「かわいい女の子」というものがとてもロジカルに、そしてぼくの欲望肯定的に描いてあるので、とってもとっても好きなのです。


志村貴子放浪息子』1巻レビュー - 紙屋研究所(旧)
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/houroumusuko.html