2023-01-01から1年間の記事一覧

娘が中学校を卒業し、新しい進路に向かうけども

娘が中学校を卒業し、新しい進路に向かう。 中1が終わったときに次のような記事を書いたが、そこからここまでこられたこと自体が奇跡のようだ。2022年の1年間で自殺をした小中高生は512人と過去最悪になったという。 kamiyakenkyujo.hatenablog.com それに…

本くらいの分量を与えられなければ自分の説は人に示せない

ひとの考えは会議で変わるだろうか。 間違いなく変わる。…ことがある。 いつも変わるとは限らないが、変わることはあるよね。 数分の発言であっても「ああ、なるほどそうだったのか」と思って、反対が賛成になったり、賛成が反対になったりする。 しかしであ…

ドイッチャー『武力なき予言者・トロツキー』

ドイッチャー『武力なき予言者・トロツキー』(新潮社)。1964年出版のもので、神田の古本屋で買って大昔に読んだままにしていた。 ドイッチャーのトロツキー三部作のうち、この巻は、トロツキーがソ連の権力から追い落とされ、国外に追放されるまでが描かれ…

ぽんとごたんだ『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 』3巻

まだ年賀状をやめていないのだが、おそらく受け取る方はすでに「年賀状仕舞い」をしているだろう人が多く、こちらが出した後に、ポツンと返ってくることがある。そういう場合、今年出した年賀状への“反応”などが書いてあって、それはそれで楽しみではある(…

たらちねジョン『海が走るエンドロール』4

村上春樹『女のいない男たち』も結局メモをアップしただけになったんだけど、マンガの感想も何かまとまらない。まとまらないうちに、熱量が下がっていって、アップする機会を失ってしまう。そういうのってもったいないと思う。 断片でもいいから上げておこう…

村上春樹『女のいない男たち』

リモート読書会でやった村上春樹『女のいない男たち』。 感想をメモっていて、それをどうにか形にしようと思ったんだけど、どうにも形にならないまま日が過ぎてしまった。だから、このまま埋もれてしまうのは少々もったいない気がして、本当にメモみたいなも…

『マンガでやさしくわかるアサーション』(『違国日記』10にも触れて)

ある市議の応援演説をした公民館で、帰り際に貸出図書をパラパラと眺めていた。その時に見つけた本である。読みふけってしまった。 面白そうだったので借りたかったのだが、その公民館に来られるのがいつになるかわからず、購入した次第。 マンガでやさしく…

映画・マンガ「かがみの孤城」

映画「かがみの孤城」を観て、そのあとに同名マンガを読む。原作小説はまだ読んでいない。(以下、ちょいネタバレあります) かがみの孤城 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:辻村深月,武富智 集英社 Amazon マンガでは、集まった7人の事情、初めは…

ハンス・ロスリングほか『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』

リモート読書会でハンス・ロスリング 、 オーラ・ロスリング 、 アンナ・ロスリング・ロンランド『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』を読む。 FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗…

松竹伸幸『シン・日本共産党宣言』

日本共産党は党首公選をやってはどうかということが話題になっている。 www3.nhk.or.jp news.yahoo.co.jp www.sankei.com www.yomiuri.co.jp その台風の目になっているのが松竹伸幸『シン・日本共産党宣言』(文春新書)である。「ヒラ党員が党首公選を求め…

「変わる徳川家康像」の赤旗記事

今日付の「しんぶん赤旗」に「変わる徳川家康像 『大河』考証者らの最新研究」という記事(清水博記者)が出ていた。ぼくら、いやぼくが知っている古い徳川家康像がどう刷新されているかという研究について、市民レベルにかみくだいた解説本を要領よく紹介し…

たかしまそういちろう『アヒルちゃんの夢』

福岡市長・高島宗一郎が文・絵をかいた『アヒルちゃんの夢』を読んだ。 アヒルちゃんの夢 作者:高島宗一郎 エッセンシャル出版社 Amazon しかも親子で。娘は英語の部分を声に出して読んだんだぞ。最後まで。「said」を「せいど?」などと相当にトンチンカン…

「どうする家康」を視る

NHKの大河ドラマ「どうする家康」を視る。 www.youtube.com それはお前が三河出身者だからだろう、と決めつける輩もいるだろうが、そんなことはない。そんなことはない、と思うんだがなあ。どうだろう。 子どもの頃、「愛知の三英傑」などとい言われる3人の…