書棚整理の原則についてのメモ

 コメント欄でぼくの書籍整理について質問があったのですが、自分でも今考えていることがあるのでメモ的に。
 マンガと活字本がふえすぎて困っています。といってもビブリオマニアからすれば笑うべき水準で、現在の自分の住居における同居人(つれあい)のキャパとの関係で「ふえすぎている」というにすぎないのですが。
 それはともかく、マンガはもはやその所有や購買について考え方を根本的に見直さないといけないところまで来ていました。

 「第一次事業仕分け」をマンガについてやったのですが、全然これでも解決せず、今日さっきまで「第二次仕分け」をやっていました。しかしまったく減りません。そこで所有について次のように原則を立ててみました。

  1. マンガは本屋で再度買えるとか、レンタルやネットカフェで読むことが可能そうなものは、原則所有しない。
  2. しかし、読み返す頻度が実際に高かったものは残しておく。この点で「実績」が重要で、「読み返すに違いない」というのはダメ。1年間以上読み返さなかったものは所有をあきらめる。
  3. 再度入手が困難そうなマンガで、かつ、書評などにとって重要そうなものは、残しておく。
  4. 判断にどうしても迷うものは押し入れに入れ、一定の冷却期間(1年ぐらい)おいて古本屋に売る。
  5. マンガの新刊は、レンタルやネットカフェで済ませられればそれで済ませるが、そこでの入手が難しそうなものは買う。専用の「暫定棚」をつくり、「超整理法」の要領で時系列的に並べ、一定期間がきたら古本屋へ売る。読み返し頻度が高いものは、「暫定棚」から「正規棚」に移し替えきちんとストックする。
  6. 活字本は基本的に買う。「暫定棚」に入れ、あとは同じ。

 何のことかわからん、という人もいるかもしれませんし、「マンガは買うべきだ」という人もいるかもしれませんが、まあぼくのメモってことで。つれあいからは、「ご立派な構想はいいから実行してよ」と政治家のような批判を受けています。