英語で非英米系の名前をどう読む? 「2000年」は? 「2分の1」は?

 英語の時事記事を声に出して読むときに苦労することが3つある。

(1)非英米系の名前・地名はどうやって発音したらいいの?

 ふだんから英語の動画ニュースやテレビニュースなどを聴いている人はバッチリなんだろうけど、文字の記事しか読んでいないぼくのような人間はさっぱりわからない。

 そもそも「Ukraine(ウクライナ)」だって最初は「ウクライナ」と発音していて明らかに違うなと思って調べたら「juːkréɪn  ユークレイン」であることがわかったほどである。

 いや、「Russia(ロシア)」でさえ、英語では「rˈʌʃə  ラシャ」だから…。

 まあ、こういう有名どころは検索してもすぐ出てくる。

 だけど、ロシアの野党政治家Navalny(ナワリヌイ)とかは一体どうやって発音したものかよくわからない。ようやっと調べて「ナヴァルニ」かなあとわかるが、中国やベトナムの政治家になるといちいち調べるのが大変である。

 

(2)西暦の特定の年の読み方は?

 西暦は一般的に前半分の二桁と後ろ半分の二桁を分けて読む、というのは知っている。

 しかし、例えば2000年は? あるいは2003年は? また、923年は?

 というのはよくわからなかった。

 それでこちらのサイトを参考にさせてもらった。

www.etsjapan.jp

(4)2000年 → “the year two thousand”と読む。…
(5)2001年から2009年は、“two thousand and one”のように、“two thousand and~”に当該数字を入れて読む。…

 3桁の年号の記述はなかったので、他のサイトで調べたところ、

kiwi-english.net

794年 → seven ninety-four

であった。

 1805年についても、

1805年 → eighteen oh five

なのだそうである。

 最初に紹介したサイトにも1800年とか1805年のようなものの読み方は一応記述がある。

1345年はBE〔イギリス英語〕もAE〔アメリカ英語〕も“thirteen forty-five”と読む。1407年など、3桁目に0が入る年号は、BEでは“fourteen oh seven”または“fourteen hundred and seven”と読むが、AEでは2番目の読み方は今では少々古めかしく、稀にしか使われない。1500年のように最後が00で終わる場合は、“fifteen hundred”、そして、1000年のように000で終わる場合は“(the year)one thousand”と読む。これはBEもAEも同じである。

 

(3)分数の読み方は?

 これは全然わからなかった。

 そこで下記のサイトを参考にした。

www.rarejob.com

 それによれば、まず日本語のように「分母→分子」ではなく「分子→分母」のようだ。

「何分の1」は「one+序数」

というルールのようだけど、「何分の2」とかになるとこの分母の序数にsをつけないといけないようである。

分子が2以上の数になる場合は、分母の序数に複数形の「s」を付けましょう。2/3であれば「two thirds」4/3は「four thirds」と表現します。

 面倒くせえなあと思っていたら、

序数を使わず、より簡単に分数を表現する方法もあるので覚えておくと便利ですよ。例えば、2/3を表現する時は数字と数字の間に「over」を挟んで、「two over three」と表現します。分母の部分を序数にして読まないのがポイントです。overを使った分数表現は、主に数字が大きい場合などに用いられますが、日常で使っても問題ありません。

とあり、ホッとした。

 

 関係ないけど、『資本論』の学習会をやっていて、分数の計算が出てくるとホント苦手に感じる若い人って多いなと思った。さらに、分数を小数に換算したり、パーセントに換算したりするのになるともう「お手上げ」になってしまう人もいる。そこで小学校の算数の授業のようなものを始めたりするのだが…。

 ぼくも、分数をまず分母から言い表すというやり方になかなか慣れることができなかった。