「週刊プレイボーイ」で秋☆枝『煩悩寺』を書評しました

煩悩寺 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ) 2月4日号の「週刊プレイボーイ」の「このマンガがパネェ!!」のコーナーで……って言う前にちょっと聞いてくれよ。


 ツイートもしたけど、地域の自治会の連合会みたいな会議があった。会議中に突然、その連合体の部会みたいなところに欠席つづきだったことをなじられだしたわけですよ。名指しで。終わった後にさらに数人のガタイのいい中年男+アルファみたいなのに囲まれて、夜11時すぎまで、つるし上げですわ。


「(委員を出したり出席したりする形で)成果を見せんか!」
「結局努力してないんだよ!」
「俺とお前では器が違う!」


 どこのブラック企業ですか。
 つうわけで、もう自治会長は辞めた。こんなくだらないストレスにまきこまれて神経をすり減らしたくないからである。先日、団地の自治会会議で正式に辞任した。いっしょにやっていた副会長の男性も辞めた。後継はおそらく誰も手をあげまい。というわけで自治会は休会になるだろう。事実上の解散である。


 役員を出せと恫喝し、単位自治会をつぶしてしまう。
 一体彼らは何のためにそんな圧力をかけているのか。
 3月に入ってからこの騒動でてんやわんやだった。
 ほとぼりが冷めてから顛末について書きたい。


煩悩寺 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ) さて、気をとりなおして。「週刊プレイボーイ」で秋☆枝『煩悩寺』(メディアファクトリー)を書評した。
 『煩悩寺』は、こういう話だ。
 主人公・小山田善爾の兄が送ってくる、エロだのサブカルだの、人間の欲や興味、すなわち「煩悩」をむきだしにした品々が、小山田の部屋にはぎっしり並べられている。そして小山田の実家は寺。ゆえに、小山田の部屋は「煩悩寺」などと呼ばれるのだ。そこを偶然訪ねることになる、同じマンションの小沢さんというOLとの恋愛マンガである。


 このマンガが気に入ったので、秋☆枝が描いている『伊藤さん』(メディアファクトリー)も買ってみた。