「漫画展」をやります


 もちろんぼくが描いたマンガではありませんw
 サブタイトルは「中国からの引き揚げ〜少年たちの記憶」。全国を巡回しているのでもうご存知の方もいると思いますが、中国からの引き揚げ体験をもつ漫画家たちが中国での生活から引き揚げ、「内地」での生活をマンガで描いたものです。

http://815.surpara.com/item.html


 大家とよばれる漫画家が出品しています。


 主催は日中友好協会福岡県連合会(連絡先092-761-0604)。期間は2011年11月30日(水)〜12月4日(日)で、10〜19時(最終日のみ17時まで)。場所は赤煉瓦文化館(福岡市中央区天神1-15-30)。福岡市・福岡市教育委員会・引き揚げ港博多を考える集い・日本漫画家協会日本漫画家協会九州支部が後援です。資料代として300円が必要です(高校生以下は無料です)。

 なぜかぼくも、うえやまとちさんなどとならんで「推薦」の言葉をのべております。

 うえやまさんも推薦の言葉のなかでのべていますが、中国東北部、いわゆる「満州」での生活体験を描いた部分が子どもならではのリアリズムに満ちています。娘にも絵本代わりに今日見せて楽しみました。
 「満州」ではウンコが凍ってしまうために、しだいにもりあがり、「塔」を築いてしまいます。そこで木槌で塔の先端を崩して用を足したりします。また、糖葫蘆(タンフールー)という果実を水飴につけたものを売っているのですが、先日娘に買った「りんご飴」に似ているというので盛り上がりました。


 なにより「心象風景」としての「満州」の描き方が注目点です。子ども心に、「満州」はこのように映るのだ、という感慨をもちました。


うえやまとちさんとのトークもあります

 この企画の一貫として、『クッキングパパ』で有名なうえやまとちさんのトークがあり(うえやま とちさんと語るつどい)、ぼくがインタビュアー的な役割を果たします。12月3日(土)17〜18時に赤煉瓦文化館でおこないますので、興味のある人は聞きに来てください。