2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
リモート読書会で、上間陽子『海をあげる』を読む。 海をあげる (単行本) 作者:上間 陽子 筑摩書房 Amazon エッセイ集である。 抗議集会が終わったころ、指導教員のひとりだった大学教員に、「すごいね、沖縄。抗議集会に行けばよかった」と話しかけられた。…
星から星を調査目的で旅をする(星旅人〔ほしたびびと〕の)主人公(?)の物語である。 星旅少年1 作者:坂月さかな パイ インターナショナル Amazon 主人公はPGT(プラネタリウム・ゴースト・トラベル)という旅行会社の社員で、同社の文化保存局の一員だ。…
今年は全国水平社創立100周年である。 人権連(全国地域人権運動総連合)は機関紙誌でくり返しこの特集を組んでいる。人権連は全解連(全国部落解放運動連合会)が発展的改組したものだ。 2022年4月15日の同団体機関紙「地域と人権」では、100周年記念事業の…
同人誌「星灯」No.9(2022年4月号)で「ドリン・ドリン!」という小説を書きました。 えっ、紙屋が小説とかwww って呵々大笑の貴兄。 そうじゃないんです。いや、小説なんですけど…。 左翼組織の今後のあり方、もっと言えば「ビジネスモデル」「マネタイズ…
この記事。 news.yahoo.co.jp ついている「はてブ」のブコメが、まあなんと言おうか…。 b.hatena.ne.jp なーんて冷笑している場合じゃない。こういうブコメがつくのも、共産党が国民に広く自分の立場をこれまで知らせてこなかったという「問題」でもあるのだ…
『資本論』を若い人たちと読むことを続けている。 先日も合宿で読んだ。再び、高速道路のサービスエリア・パーキングエリアごとに止まってその場で30分〜1時間読み合わせするという狂気のやり方。 いよいよ次は第1部8章である。 その前は、もちろん第7章…
最近よく読むマンガは、磯谷友紀『ながたんと青と いちかの料理帖』であろうか。 ながたんと青と-いちかの料理帖-(1) (Kissコミックス) 作者:磯谷友紀 講談社 Amazon 戦争から6年たった、日本の「独立」のころの京都の老舗料亭の話……と書くだけで…